エアコン豆知識

エアコン豆知識

エアコンは、どのくらい使用できる?
国が定めている使用可能な年数(法定耐用年数)は、13年となっています。しかし、日頃の生活で頻繁に使用するエアコンは、使っているうちに中にホコリやカビ・ヤニなどが溜まってしまいます。フィルターの掃除やエアコンクリーニングなどをこまめにすることでエアコンの効きが悪くなったり、嫌なニオイがするのを防いだりすることができます。
エアコンの能力の目安
某エアコンメーカーの調べでは冷房では22タイプで6~9畳、25タイプで7~10畳、28タイプで8~12畳、36タイプで10畳~15畳、40タイプで11~17畳、50タイプで14~21畳となっています。暖房は冷房から1割引いて見ておくといいでしょう。各メーカ微妙な圧縮比のちがいで差はあるもののあまり気になさらないでいいと思います。
エアコン能力の選定方法
能力の小さなものを選定すると全開運転のため機器の老朽化を早めたり、能力不足による効き具合が悪くなる場合があります。能力の大きなものを選定すると効きすぎ、又電気代の無駄が発生します。お部屋が西向き、建物の最上階、キッチンと同じリビングなどは一つ大きな能力をおすすめします。
エアコンってなぜ冷える?
注射の前にアルコールで消毒すると、ヒヤッと感じます。これはアルコールが蒸発をする時に熱を奪うからです。また、真夏に「打ち水」をしているのは、まいた水が蒸発する時に、地面や周囲から熱を奪う、つまり水の蒸発熱を利用した一種の冷房手段なのです。このように液体が気体になる(蒸発)により周囲の物体から奪う熱のことを蒸発熱といい、エアコンはこの原理を応用したものです。エアコンは、低温でも非常に蒸発しやすい液体を使用しており、この液体を“冷媒”(フロンガス)といいます。
代替フロンって何?
家庭用エアコンでは、“冷媒”としてフロンを使用しています。家庭用エアコン等に採用されているHCFC22(R22)は、冷蔵庫等の冷媒として使われていたCFC12冷媒(1995年に全廃)に比べ、オゾン層破壊係数は1/20程度ですが、地球環境保護の観点より2004年から大幅な生産削減が開始され、2020年に全廃されることになりました。そこで、オゾン層を破壊しないフロンとして開発されたのが代替フロンHFCです。(新フロン)エアコン業界各社は、この代替フロンを家庭用のエアコンの冷媒として採用しています。

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エアコンから出てくる『水』は何?
部屋の暖かい空気がエアコンの中で冷やされる時に作られる水です。空気中の水分です。冷たい飲み物を入れたコップのまわりに水滴がつく原理です。室内の暑い空気が、室内機にある冷たい熱交換器に当たり水滴となり、その水滴が集まって部屋の外に流れているのです。
エアコンの設定温度は何度に設定するのが最適か?
国がすすめている設定温度は28℃です。経済産業省の調べによると、冷房の場合、設定温度を1℃高くすると、約10%の省エネにつながるそうです。真夏はエアコンをたくさん使うから、28℃くらいの設定を心がければ、省エネの効果があります。
エアコン基礎知識(買い換え編)
自動お掃除機能搭載、換気機能、再熱除湿、酸素供給、空気清浄とどんどん進化しているのが最近のエアコン。ただ冷やすだけの、クーラーと呼ばれていたものとは根本的に違います。また省エネ効率のアップにより、買い替えることでぐっと電気代をおさえることも可能になりました。
エアコンを買い換えたら、どれだけ電気代が安くなる?
エアコンの寿命は一般的には8~10年程度。これを越えると経年変化などで徐々に能力が落ちてきます。というわけで、10年前のエアコンを現在のエアコンに買い換えた場合のデータを各社が試算して発表しています。例えば10年前の日立の白くまくん(おもに14畳用)の年間消費電力は、約2544kWh。1kWhを22円として計算すると、年間55,968円の冷暖房費。これが最新のRAS-E40V2だと、894kWhで年間30,404円の冷暖房費。その差約25,600円の節約。これなら省エネタイプの上位機種を買っても、あっという間に元が取れてしまいますね。さらにこの計算には含まれない快適機能も最新機種では使えますので、さらに電気代を節約することも可能です。
エアコンによく付いているeのマークは何?
このマークはエアコンのエネルギー消費効率および、省エネルギー法目標基準値に対する達成率を表しています。つまりこのマークが付いているエアコンは省エネの一応の基準を満たしているという印。達成率が100%以上の場合は、マークは緑色。100%に達していない場合は、オレンジのマークが付いています。
http://www.eccj.or.jp/labeling/04.html

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「ただ冷やす」以外にどんな機能がある?

自動おそうじ機能
現在最も話題になっているのが、この自動おそうじ機能。フィルター専用の掃除機やブラシを内蔵していて、ホコリがたまってくると自動的に吸引。一定期間、フィルター清掃が不要です。常にフィルターが掃除されているので、省エネ効果もあります。
酸素供給機能
「住まいが町中なので、大気汚染が心配で、窓も開けられない!」 健康志向が高まる中、窓を開けないで新鮮な酸素をたっぷりカラダに取り込めるのが「酸素補給」機能です。大気汚染が心配な住まいもこれなら安心。脳に十分な酸素が必要な受験生や、お酒の付き合いで二日酔いが多い方にもオススメします。
換気機能
部屋の空気を入れ換えてくれる機能。エアコン換気は換気扇のような急激なものでなく、ゆっくりと1日かけて換気します。フィルターを通すので当然花粉などはシャットアウトされます。人が吐き出すCO2やシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドは、「換気」でしか取り除くことができません。近年では、新建築基準法で部屋の換気機能が義務化されたこともあり、窓を開けないエアコンの「換気」機能が注目されています。
快適気流
冷気が下に落ちて肌に直接当たるのを避けてくれる「快適気流」機能。部屋の温度のムラを解消したり、気流をきめ細かくコントロールするなど、より高度な快適気流機能で、省エネにも貢献してくれるエアコンもあります。
除菌機能
吸い込んだ空気に含まれた菌やウィルスをやっつけるフィルター内蔵のエアコンが登場。これが”待ち伏せ型”であるのに対して「除菌イオン」が飛び出してやっつける”攻撃型”もあります。いずれも高い除菌力をアピールしています。

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エアコン暖房は、ものすごく電気を喰いそうなイメージが・・・
確かに電気ストーブをイメージしてみると、部屋全体を電気で暖めようっていうのだから相当の電気が必要なんじゃないかってのは容易に想像されます。エアコン暖房は電気代が怖くて、別にストーブを用意されているという方も多数おられます。でも実は、エアコン暖房ってそんなに電気を喰わないものなんです。エアコン暖房は電気ストーブのようにヒーターで電気の力をそのままエネルギーに変えるのではなく、外気の熱エネルギーを集めて室内に放出するという熱交換によって行います。外の熱をポンプで集めて中に入れるイメージから、熱ポンプ(ヒートポンプ・ヒーポン)と呼ばれます。当然電気は熱を運ぶだけに使われるので、使った電力以上の熱を集めることができます。使った電気に対して何倍の熱を集めたかを現すのがCOP値で、現行のエアコンでは暖房で4~5前後が当たり前になっています。つまり使った電力の4~5倍の熱を集めることができるのです。ヒーポン暖房の欠点としては、寒冷地などで外気があまりに寒くなりすぎると熱を集めることができずに暖房のききが悪くなるという事があります。この場合は、別の暖房器具を併用した方が良いでしょう。
エアコンの暖房は足元が寒くなる?
暖かい空気は上へ上がっていくのは自然の原理。特にヒートポンプと呼ばれるエアコンの暖房は空気を暖めるものなので、直射式のストーブなどと比べたら不利なのは確か。以前は暖かい空気が天井あたりに集まるのを防ぐために、冬場でも扇風機を使って部屋の空気を循環させることが推奨されたりしていました。現在のエアコンは、気流制御などにより床に向かって熱風を噴射するような方式が多くとられています。この方法だと、熱風が床をねらって暖めるので足もとはぽかぽか。さらに床センサーのついた三菱などでは、暖めすぎや冷やしすぎを防いで快適暖房を行います。
「最近、エアコンの効きが悪くなった」「風の出具合が弱くなった」のはどうして?
エアコンのフィルタや内部が汚れていると思います。フィルタに ほこりや汚れがたまると空気の通りが悪くなり、最大10%前後 のロスが出ます。大体のエアコンのフィルタは取り外しが可能です ので、2週間に一度程度、掃除機等でほこりを吸ってから、中性 洗剤を水またはぬるま湯でうすめた液で洗い、良く乾燥して取り つけます。また、においのする場合は、フィルタだけでなく、内部の熱交換器 等の空気の通り道にも雑菌やほこりが付着・繁殖して悪臭の原因に なっていると思われます。エアコンそのものをクリーニングすることで、 不快なにおいも無くなり、効率も向上し、買い換えをしなくても 元の状態に近づきます。
室内機からの臭いについて
エアコンの材質からは、異臭を発生させることはありません。臭いの発生源は、部屋の中の色々な臭いの分子が冷房時にエアコンに吸い込まれ熱交換器に付着するもので、多くははドレン水とともに排出されます。しかし、臭いの分子が多量にあると熱交換器に残り、これが次の運転時に臭いとして出てきます。処置方法としてはクリーニングをおすすめします。
冷暖房時、室内機から出る白い煙は何?
冷房運転が正常にでき、白煙が出るとき、異臭がしないようであれば、過熱などの故障によるものではありません。高湿度の場所で冷房運転をすると、室内機から出る冷風により高湿度の空気が急速に冷やされるので、霧状の白煙となって見える場合があります。

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室内機からの出る「ミシミシ」という音
エアコンは、多くの部品を組み合わせて作られており、各々の部品は温度変化により伸び縮みの割合が異なっています。運転開始時や停止後、部品の温度変化が大きい場合に、部品同士がこすれ合ってきしみ音として発生する場合があり問題ではありません。この現象は、エアコンに限らず他の電気製品等でも見られる現象です。
真空引きとは?
エアコンの配管内は取り付け時は乾燥状態になっていなくてはいけません。なぜなら冷房運転時に配管内の空気(空気の中には水分が含まれる)が凍りつき、フロンガスの流れを悪くしてしまうからです。それだけではなく新冷媒のエアコンでは混合冷媒となっている為に組織変化なども見られ、エアコンの寿命を縮める原因となっています。
エアーパージとは?
エアコン取り付け後、配管内の空気を抜く作業のことです。方法は2種類あります。旧冷媒のエアコンはR22と言う単一冷媒だったので、サービスバルブよりガスの圧力により空気を追い出す方法(簡易エアーパージ)がよく行われていたのですが、新冷媒のエアコンはR410Aと言う2種混合冷媒となった為に、簡易エアーパージでは組織変化をおこしエアコンの効果が発揮されなくなります。そこで新冷媒のエアコンでは真空ポンプによるエアーパージが必要となってきたのです。
ショートサーキットとは?
エアコンの室外機はどこにでも取り付けられる物ではありません。冷房時、室外機からの熱風の噴出し口が壁や障害物によって遮られると、放熱がそのまま吸い込み側(裏側)に廻り、排熱が出来なくなります。それにより、オーバーヒートを起こし、冷房効率が著しく低下する現象をショートサーキットといいます。
ポンプダウンとは?
エアコンの取り外しの時にガスを一旦室外機の中に閉じ込める作業のことで、冬場は強制的に冷房運転をして行います。これをしないで取り外すと、室内機の中のガスや配管の中のガスが放出され取り付け時にガス不足となります。
配管の太さについて
最近の家庭用では2分3分配管(6.35φ 9.52φ)の配管が多いです。5.0kw以上の機種には2分4分配管(6.35φ 12.7φ)が使われていることが多いです。